PCのハードウェアに詳しくなって使いこなすためのまとめ (メモリ・CPUや外付けHDDの知識,ノートPC本体を長持ちさせる方法などTips)
パソコンの各種ハードウェアに詳しくなるためのまとめ。
メモリやCPUなどの部品に精通し,自力で交換・メンテして,PCを長持ちさせよう。
(1)パソコン本体
パソコンの買い方:
- ノートPCを買う時の調達方法・選び方のメモ
- 選び方のコツのメモ。 「自分がやりたいこと」「自分の利用シーン」のように、自分主体で考えることが大事。 さもないと、いくらスペックが高くても、無用の長物をつかまされる
- PC・スマホ・タブレットの使い分け方法は,編集・持ち運び・大画面閲覧
- PC・スマホ・タブレットの使い分けについて。 PC: 文字を打つ。編集する。ゼロから作り出す。作業する
古いパソコンを大事に使う方法:
- WindowsノートPCを10年長持ちして使っている場合もある。長持ちのコツと対策方法
- 故障しやすい部分と,長く持たせるための対策法。
- 複数台のPC,二台目以降のノートPCの使い道・使い分け方法
- PCが複数台ある場合の使い道。 役割分担の方法とアイデア
- サポート終了したXPパソコンの使い道のアイデア・まとめ。オフラインでスタンドアロン利用が妥当か
- Windows XPを使い続けるコツ。 重要な役目を任せない,というのがポイント。
Mac PC:
- Mac PCを安く購入する入手方法。10万円はかかる
- 10万円なのが,整備済み品で割引で9万円になるような感じ。 デスクトップもノートPCもあまり変わらず
(2)パソコンのハードウェア情報を知る方法
ハードウェアの状態を知るためのフリーソフト:
- フリーソフトで,PCのCPU使用率・メモリ利用量・CPU温度をタスクトレイに表示させよう。パフォーマンス情報アイコンを常駐
- CPU使用率は,「Monica」 メモリ利用量は,「MemInfo」 CPU温度は,「Core Temp」
- 64bit Windows7で,CPUの温度や使用率をタスクトレイの通知領域に表示するフリーソフト「RealTemp」「My CPU monitor」「CleanMem」Add Star
- CoreTempのかわりに「RealTemp」を使ってCPU温度をマルチコアで表示させる。 Monicaのかわりに「My CPU monitor」を使ってCPU使用率を表示させる。Meminfoの代用として「CleanMem」を使えば,タスクトレイ上やデスクトップの片隅にメモリ使用率を表示可能。
(3)CPU
CPUの発熱の対処法:
- ノートPCのCPU温度は90度以上が長時間続くと危険。Coretempで計測して負荷を減らせ
- ノートPCは熱がこもりやすく,CPUの温度が上がりやすい
- ノートPCの放熱装置「CPUクーラー」はホコリがたまる発熱原因。ヒートシンクと冷却ファン部分を掃除せよ
- 掃除をするために,ノートPCの中身のホコリがたまる部分の仕組みを知っておこう。 下記はCPUクーラーの仕組み。
- ノートPCファン内部のホコリを掃除したら,CPU温度が50度下がった・・・(写真付き)
- 丸6年分のホコリがぎっしりと,層状に蓄積されていた。で,それを除去したら,ノートPCの温度が100℃から50℃まで下がった
- ノートPCのCPUが熱い時,発熱と放熱の対策と冷却方法。ファン部を掃除して室温下げ負荷を減らせ。置き場も注意
- よく理解しないで冷却グッズとか買うよりも, 排気口とかの穴を掃除機で吸って,ホコリやゴミを吸い出すのが一番
CPUのアーキテクチャ(32ビットと64ビット,コア数):
- シングルコアPCは既に時代遅れに。主流がマルチコアになって何年もたつ
- PCのシングルコアは,なくなりつつある。 もちろんPCをあまり使わないなら問題ない。Celeronでもいい。 しかし主流はマルチコア。
- Windows7で快適使用なら,64bit版でメモリ4GB必要。32bit版2GBだと,XPから乗り換えメリットが少ない
- 乗り換えるなら,64bitのwindows 7でメモリを4GBにしよう。性能と価格のバランスがとれている。
CPUの歴史と種類を知る:
- CPUの歴史。2コアのCore2Duoは2006年,4コアのCore2Quadは2007年,i7が2008年。現在の主流は i シリーズ
- PCのCPUに詳しくなろう。 ここでは,Core 2 Duo,Core2Quad,そしてiシリーズについて解説する。
- CPUの発熱で,比較するとCeleronよりもCore2Duoのほうが消費電力が少ない
- 安価なCPUとして広まった「Celeron」と「Core2Duo」を比較してみよう。
(4)メモリ(主記憶)
PC購入時の,メモリ容量の決め方:
- Windows7ノートPC64bitで,メモリ4GBは最低線,8GBは重い処理で必要
- メモリを増やすとHDDの負担が減る,という点に注意して最大メモリ容量を選ぶ
メモリ増設:
- ノートPCへのメモリ増設時の,メモリの選び方の注意点。DDRいくつなのか,マザボごとに対応が異なる
- メモリーの規格は、DDR、DDR2、DDR3の3種類があり、これらは動作電圧と転送速度が異なり、互いに互換性はありません
- ノートPCにメモリを交換・増設する作業の方法を,初心者向け動画で確認
- PCの,メモリの最大容量の確認方法
- ノートPCのメモリ増設時に,規定のRAM最大容量を超えて取り付けると認識する場合もあるが,自己責任で
- 動く場合もある。動作は不安定になったりする
メモリの寿命:
- PCの主記憶メモリ(DRAM)の寿命は,理論上は3億年超え=半永久的に使用可。10の15乗回の書き込みが可能で,耐久年数はUSBメモリやSDカードと大きく異なる
- PCのメモリ(DRAM)の寿命は,恐ろしく長い。 10の15乗から,10の16乗回の書き込みが可能。 この回数の大きさは「半永久的」と定義されている。 ちなみに,1秒に一回書き込むと,3千万年から3億年ほどもつ計算だ。
グラフィックメモリ:
- VRAMの専用ビデオメモリは,グラフィクス専用の領域。共有システムメモリはサブ領域
- VRAMは,グラフィック用のメモリ。画面に表示される内容が保管される
メモリのメーカー:
- メモリ媒体・外付けHDD等を安く販売する台湾の企業「ADATA」は,バッファローやIODATAと比べて評判はまあまあ
- ADATAは台湾のハードウェアメーカで,主力はPCのメモリやSDカード。 SSDとか外付けHDDも販売。 価格はエコノミークラスで,評判はまあまあ。
(5)ハードディスクと外付けHDD
パーティション分割:
- パーティション分割は物理的に行い,Cドライブの負荷を減らして速度向上。外付けHDDにデータを退避せよ
- ハードディスクのパーティション分割について,遅くせずに速度を確保する方法。
外付けHDDの寿命:
- 外付けHDDの寿命・耐用年数は,1万時間(3〜4年)が故障ピークの目安。壊れて認識しなくなる前に,バックアップやスペアなど要対処
- メーカー設計によるおおまかな目安は,1万時間だ。 一日8時間使っていたら,3年半。 つまり3年から4年である。 この数字の通り,世界的な統計によると,外付けHDDは4年ほどで故障のピークを迎える
- 外付けHDDやPCハードディスクの「危険温度」の目安は,50℃を超えると故障率が高く寿命が減る。60度以上の発熱でいつ壊れてもおかしくない。65℃の高温で即死
- PCのハードディスク(USB外付けHDD等)は,高温・発熱にとても弱い。 真夏に冷房をつけずに高負荷な作業をすると,3〜4年物のディスクならイチコロだ。 そこで,どれぐらいの温度でハードディスクは危険なのか? HDDの寿命をのばすための,高温の対策法は何か? などを下記にまとめた。
- ハードディスクの壊れやすい時期は夏場で,1.5倍の故障率。暑さと雷のダブルパンチで,外付けHDDやNASの寿命は3〜4年目の夏を覚悟すること
- ハードディスクは,夏に壊れやすい。 特に7〜9月は故障が相次ぐ。暑さや落雷のためだ。 HDDの復旧を専門にする会社が調べたところ, 夏に壊れる割合は1.5倍にもなる。 ほかの季節よりも,夏場はHDDが圧倒的に壊れやすい。
- 古くて壊れた外付けHDDの使い道や,再利用方法のまとめ。USBハードディスクが余ったら「消えても良いデータ」の置き場所として活用できる
- 古くて使わなくなった外付けHDDの,活用方法・使い道をまとめた。 ハードディスクは消耗品なので,いつかリタイヤの時が来る。 現役のメイン用途で使えなくなっても,意外な活用方法が残っている。
HDDのフォーマットの違い:
- 外付けHDDの「FAT32」と「NTFS」フォーマットの便利さの違い。WinとMac混在ならFAT32だが,ファイルサイズや文字コード重視ならNTFSがおすすめ
- 外付けハードディスク(HDD)のフォーマットには, 主に「NTFS」と「FAT32」の2種類がある。 この2つのフォーマットのメリット・デメリットをまとめた。
- ハードウェアの安全な取り外しがアイコンから実行できない(デバイスを今停止できません)の原因は,NTFSか,クリップボードか,フォルダ監視アプリ
- 原因は,つないでいるハードディスクのフォーマットがNTFSのため。 (NTFSは現在の標準的なフォーマットだが,ファイル書き込み時にキャッシュメモリを介する。) PC側でシャットダウンして,電源をOFFにしないと,USBケーブルも抜けない。
外付けHDDの操作とトラブル:
- 外付けHDDの「ゴミ箱を空にしますか?」問題は,巨大ファイル削除後に起こる
- 隠しフォルダのゴミ箱を表示させてみる。そしてメーカごとの対処法にしたがう。
外付けHDD製品:
- BuffaloのUSBポータブル外付けHDD 「HD-PCTU3」(MiniStation 3.0)について。認識しないトラブルはポート変更で対処
- 安くて小型で大容量の,BuffaloのUSBポータブル外付けHDD
- ADATAのポータブル外付けHDD 「HV620」(DashDrive)について。USB3.0なら遅くない。USB2.0でも認識する
- 価格は安いが,Buffaloよりも評判がわりとよさげの, ADATAのUSBポータブル外付けHDD
(6)光学ディスクドライブ
ワイヤレス光学ディスクドライブ:
- Windowsタブレット機に,CD-ROMでソフトをインストールする方法は,ドライブ共有がおすすめ。仮想CDや外付けドライブを使う手段もある
- タブレットにも,うまくやればCD-ROMからインストールが可能
仮想ディスクドライブ:
- 仮想CDイメージを作成する仮想DVDドライブのフリーソフト「TotalMounter」,エラーやブルースクリーンを覚悟で使用のこと
- 「TotalMounter」は,何も問題なく,うまく動く場合もある。環境による。 物理的なDVDドライブと同じように,仮想的なドライブとしてWindows上で表示される。 仮想的なディスクを焼いて作成することも出来る。
- 仮想CDドライブにCDRのイメージファイルを焼いて,物理メディアを節約したい
- 取り込みが終わったらCDRは使わないから,CDRがもったいない。 どうせなら,仮想的なCDRつまりisoイメージとしてCDを作成し, それをiTunesに認識させたい・・・ というニーズから,「仮想CDドライブにCDRを焼きたい」という発想が生まれる
(7)その他のPC部品
ランプ:
- PCの電源ランプ(LED)が邪魔なので消したい。消灯の方法
- 電源ランプが点滅を繰り返すので,うっとうしい。止めたい。…という場合, LEDが点滅しないようにする方法は,大きく分けて3つある。
(8)高速化とメンテナンス
やらないほうがよいこと:
- レジストリクリーナーでのデフラグ・最適化は,最近のWindows PCだと効果なし・ほぼ不要
- レジストリ・デフラグは,昔のWindowsだとPC高速化に効果があった。 どれぐらい昔かというと,Windows95, 98の時代の話だ
起動関連のトラブル:
- WindowsノートPCの電源ON時に,メーカーロゴ表示でフリーズし起動できないトラブルの対処法。外部機器をすべて外せば固まらない
- ノートPCの起動時に,メーカーのロゴが表示されたまま固まって,Windowsを起動できない場合の対処法。 原因は,キーボードやUSB機器など外部の機器かもしれない。 また,BIOSの設定変更のせいで起動できなくなったら,CMOSクリアする方法もある。
- 「CMOSクリア・BIOS初期化」によって,PCが起動しない不具合を直す。メーカロゴでWindowsがフリーズして固まる不具合を解決
- Windows PCが起動しないトラブルの対処法として,「BIOS初期化・CMOSクリア」がある。 BIOSの設定変更や,ハードウェア接続に伴う問題の解決に役立つ。