SEO時,アクセス解析ツールの利用目的は,ユーザについての仮説を検証すること
アクセス解析ツールには、正しい使い方と分析方法がある。
なんとなく上位ランキングを眺めているだけではだめ。時間の浪費。
「サイトそのものの目的」と,「解析結果の使い方」の2点を,明確に定義した上で使おう。
そのためにポイントになるのが,仮説検証型の考え方。
アクセス解析を「仮説検証型」で利用する事について:
ASCII.jp:PVやUUは無視せよ!アクセス解析の最新手法とは? (1/2)
http://ascii.jp/elem/000/000/624/624590/
- アクセス解析で重要なのは,結果ではなく原因を知ること。ユーザーのニーズや利用状況を理解すること
- 「こんなユーザだろうな」という推測モデルを立てて,その通りかどうかをチェックし,次のアクションにつなげる
- まず,「そもそもWebサイトを何のために開設しているのか」という根本的なスタート地点の「戦略」(目的,要件)を考える
- 次に,Webサイトの「全体」ではなく、機能、コンテンツという「部品」の効果を考える。Webサイトの存在目的に調和した機能を,ユーザに提供できているかどうか
- サイトの要件が大事
アクセス解析がダメな7つの理由(前半) - リアルアクセス解析
http://d.hatena.ne.jp/ryuka01/2008082...
- ユーザ中心に考えるべき
- アクセス解析のログで得られる情報は単なる結果であって,その結果を引き起こした背景にいるのがどんな人か,までは見えない。サイトの特徴ではなく,サイトを訪問するユーザの特徴を引き出す事が重要なポイント
- アクセス解析によって,「どのページを見たら行動を起こすか」はわかる。しかし,「行動を起こすためには,どういう人にどういう情報が必要か」まではわからない
- アクセス解析は仮説を検証する
- サイト設計をする時に「ペルソナ(架空の顧客モデル)」を考える。これは事前の話(=仮説)。
- 相関関係、クラスタリングなどの手法を用いると,サイトの訪問者のタイプを浮かび上がらせる事ができる。これは事後の話(=結果)。
- 事前の仮説と,事後の結果がマッチしているかどうか?を検証するのがアクセス解析
- データからヒントを発掘するためには,トレンド,誤差を考慮した分布,複数情報の相関,グルーピング,クラスタリング,シンプルなビジュアル化。
PDCAをシンプルに考えるアクセス解析の新手法! 成果を上げる「仮説・検証型データ分析」ノウハウ全公開 | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2...
- ビッグデータの時代だからこそ,施策に役立つデータだけに的を絞って分析する。そうすれば見るべきデータが絞られる。見るデータを決めるまでは、解析ツールにログインしないつもりで。
- データをもとに仮説を立てるのではなく、仮説をあらかじめ立てておき、その仮説が合っているかどうかを見るためだけにデータを使用。例えば,まず現実世界でユーザの行動パターンを観察して何パターンかの経路を推測し,その通りかどうかを検証する
アクセス解析を念頭に置いたSEO関連の話題で,読みごたえのある記事:
アクセス解析を使ってサイトの課題を発見する12のステップ - リアルアクセス解析
http://d.hatena.ne.jp/ryuka01/2010011...
- 検索エンジンはほとんどのサイトで9割以上が「Yahoo!」あるいは「Google」からの流入
- キーワードの選別に役立つのは,直帰率が高いか(すぐ離脱してしまうかどうか),コンバージョン率が低いかどうか
- 主要導線の確認として,主要な入り口ページから「次」そして「その次」にどこに遷移しているか?あたりを見ておく
ルーチンに沿ってコンテンツの作成を進める - リアルタイムSEO日誌
http://www.crassone.co.jp/blog/1151/
- 同じフレーズを繰り返し使用せず,同義語を利用してコンテンツを作成する事で,流入率をアップさせる
- ブログの場合,パーマリンクのURLはちゃんとカスタマイズする
- 文章は一気に書いた後で振り分けを行ない,次いで用語の抽出を行なう
アクセス解析手法ヒント | アクセス解析イニシアチブ (a2i)
http://a2i.jp/category/topics/tips
- 連載記事。ノウハウ多数
SEOでの,検索キーワードの分析について:
【SEO道】「御社のホームページをヤフー!・グーグルで上位表示させる技術」鈴木将司:マインドマップ的読書感想文
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archi...
- 「検索エンジンマーケティング」(SEOによる集客)は,SEMや広告よりもお金がかからないので手を付けやすい
- 見つけ出すべきキーワード(購買実現性が高いもの):競争率が低いスモールキーワード。なおかつ自分の強みを生かせるもの。それを複数見つけ出して検索エンジンで上位表示する
- 良いコンテンツには,不安感の除去と信頼感の獲得がある。つまり「人間の姿」が掲載されている。逆にダメなサイトは,文章の主語が売り手側
- 情報源として「ただでものを与える豊かな立場」に立てば,自然と自動的に,真の検索エンジン対策になる
キーワード出現頻度ツール|SEOツールJP
http://seo-box.jp/navi/seo_tool12.htm
- 一般的に5%〜10%というキーワード出現頻度が好ましい
検索キーワードを解析してユーザーの気持ちを知ろう!(アクセス解析、キーワードアドバイスツール他) | MarkeStyle(マーケスタイル)
http://markestyle.com/search-keywords...
- キーワードは,単体ではなく複合語を観察すること
- 「今何が話題になっているのか?」、「季節に応じて人気になるキーワードは何か?」季節キーワードについては必ずニーズが発生
- ユーザーの興味・関心のトレンドを知る。それがユーザのニーズ
キーワード分析 - SEO対策トレンド
https://sites.google.com/site/seotore...
- 流行語や「季語」を意識する。その季節になってからでは遅い
研Q131.Googleがキーワードを教えてくれなくなった(T_T)|ネットビジネス研Q室(新館)
http://aminamura.blog.fc2.com/blog-en...
- Google検索ではSSL検索化が進んでおり,リンク元のキーワードが識別できない
- 「SSL では Google の検索結果ページに表示されるログイン情報を暗号化します。入力した検索キーワードは,常に保護されるとは限らず,特定できる可能性があります。」