ノートPCファン内部のホコリを掃除したら,CPU温度が50度下がった・・・(写真付き)
まじかよ・・・。ネタじゃない。
まるで油あげ。
丸6年分のホコリがぎっしりと,層状に蓄積されていた。(※ちょうど6年前に購入したノートPC)
で,それを除去したら,ノートPCの温度が100℃から50℃まで下がった。
↑Coretemp(CPUの温度を計測するフリーソフト)の画面キャプチャ。なんて効果だ。絶句。
いや,勘弁してくれよ。よかったけどさ。
100℃スレスレで使い続けていたのだが・・・
今までは,ちょっとでも作業したら,すぐに100度に上がって,画面の動きがスローになってた。
負荷はそんなにかけてないのに,70度・80度なんてあっという間。
特に,ブラウザでタブを大量に開くと死ぬほど熱くかつ重くなる。
90度台の後半で冷や汗をたらすのが毎回。
そして100度に到達,危ないと思っていったんスタンバイさせるのが通例だった・・・。
熱暴走が怖くて,ノートPCが使えない状況だった。
こんな簡単に温度を下げられるとは
それがCPUクーラーのホコリを掃除したら,その高温発熱が解消されて,基本的に50℃位から先は上がらなくなった。
頑張って作業しても60℃で,手を離した瞬間に50℃台まで戻ってくれる。
最高。
いや〜・・・。
これで,このノートPCもまだ使える。長持ちできるぞ。
どうして今まで,温度を下げられなかったのか?
ファンの排気口を,外側から掃除機で吸うだけじゃ,ダメだ。
本当のホコリは内側にあるから。
↓これがノートPCの底面のフタを開けた写真。
重要なのは,このあと,ファンの部分のカバーも外すこと。
すると,排気口の内側の部分,ヒートシンクから送られた熱をファンが冷やしてくれる空間の中に・・・
たっぷりホコリがある,というわけ。(右側)
ファンの空気の逃げ道が,完全に封鎖されている。
これを除去しない限り,どんな冷却行為もムダだよ。冷却ジェルも意味ない。
掃除してよかった。
というかアホ?
ていうか,6年間もホコリをためるなんて,アホだよね。
そりゃ100℃になるわ。今までよく,だましだまし持たせたものだ・・・。
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